プレパパ日記2



2005年2月7日 判明

 夜中、なんかさわさわすると思ったら、ままちんが妊娠判定スティックを差し出し「陽性よ」と。寝ぼけていたぱぱちんは、陽性と陰性の違いがわからず、しばらく反応なし。約3分後、事態が判明したが、第一子に引き続き、またもやふにゃふにゃの状態で妊娠判明。
 でも、朝、なっちんが起きたときは「おねぇちゃ~ん」とおおはしゃぎ。おめでとう!また受難の日々が始まりますが、今度は「信仰」と「経験」があるからばっちりですね!




2005年2月13日 下の始末

 ままちん、早くもつわりがひどく、3連休のぱぱちんは連日朝から晩までなっちんの世話に明け暮れました。あれほど恐怖だったうんちの始末も慣れてきました。人間、やはり成長するもんですね。これで将来なっちんがぐれそうになったとき、「おまえのうんちの始末をしたのはだれだ」と説教できます(実は、うちのばぁちゃんによくこう言われました)。
 ままごとセットを買ってきたら、なっちんいたあく気に入り、なにやらしゃべりながら切ったり食ったりしています。




2005年2月14日 SOS

 つわりがひどい中、なっちんは元気満々で、とうとうSOSの電話が携帯に。「早く帰ってきてぇ~」という蚊の鳴くような声に、パパちんも降参。年休をもらって帰ることにしました。相変わらず母乳を続けていますが、断乳も時間の問題という感じです。




2005年2月15日

 ママちん病院受診。むーぎーちゃん(胎児名)は5ミリほどとのこと。早く大きくな~れ。




2005年2月17日 つわりの理由
 前回と病院を変えたのですが、前回は妊娠が判明次第、母子手帳の手続きも行い、予定日も教えてくれたような気がするのですが、今回はまだ流産の危険性があるとかで、次回(3月2日)の診察後にそうした手続き関係の作業をやるとのこと。なんとなく不安な毎日です。
 こうしてみると、つわりというものは、母親と胎児を守ってくれるためにあるのかなぁなんて考えてしまいます。ママちんは相変わらず毎日寝ています。




2005年3月2日 予定日確定

 今日は病院受診日。むーにーちゃんは手足も出てきて順調とのこと。予定日は10月10日に決まり。




2005年3月3日 子守歌

 なっちんいつもは「むかしむかし…」ではじまるお話を聞きながら寝ていたのですが、最近はブラームスの子守歌のオルゴールを聴きながら寝るようになりました。昔話の時はあっち行ったりこっち行ったり、ごろごろする儀式を終了してからようやくおとなしくなるのでしたが、オルゴールだと最初からこてんといくので、パパちんは大変楽ちんです。




2005年3月7日 人類の摂理について

 ママちんも出産後からしばらく栄養をなっちんにとられたせいか、スリムな体型でしたが、ここ最近はかなり貫禄が出てきました。おしりも大きくなり、「言葉の暴力だ」と非難されていますが、しかしこれは人類の深い摂理だと思うのです。ポンとたたきたくなるおしりって偉大です。ポン!




2005年3月15日(第10週) 3センチ

 病院受診日。ムーニーちゃんは3センチの大きさで足をばたばた動かしていたそうです。お姉ちゃんに似てバタ足の上手な子になるのかな?




2005年3月22日(第11週)一大事!

 昨日、髪を切りに行ったら「危ない」といわれました。なんでもリンスをしないと、頭が酸性になり髪が薄くなるとのこと。あわてて家に帰り、デジカメで頭のてっぺんを写真で撮ってもらったところ「う~ん危ない」とうなってしまいました。ままちんも密かに気づいていたけど言えなかったとのこと。美容師の診断ではまだ細い毛が生えているので取り返しはつくとのこと。
 今後一生懸命リンスにハゲみたいと思います。あ、こんな風にしてハゲをばかにしたたたりかな?くわばら、くわばら…。




2005年3月22日(第11週) 1歳6ヶ月健診

 今日はなっちんの1歳6ヶ月健診。いろいろ予習していったのですが、結果はすべて大泣き。知らないおじちゃん、おばちゃんがいて怖かったのかな?Don't mind !




2005年3月28日(第12週) 羊水検査

 受診日。ムーニーちゃんはぴょこぴょこ元気そうでした。やる気のある先生に当たったらしく、「がんばりましょう!」と大きな声で励まされたとのこと。このノリで妊娠期間を乗り切ろう!となんとなく青春モードになってきました。
 でも羊水検査を勧められたのはちょっと疑問。羊水検査で異常が指摘されたとしてもそれも個性と割り切るしかないと思う。めがねという補助器具を使用している上、最近小さな文字が見えにくくなって、さらに腰も痛くなった者として「障害」というのも人生の一部分であると実感できます。障害児を排除するよりも、たとえ障害があってもみんなで支え合う社会をつくることの方がずっと大切だと思うのです。




2005年4月25日(第16週) 健診

 初めてエコー撮影しました。大変活発で、なっちん以上の「チョロ松」が出てくるかと思うと少々憂鬱ですが、元気っ子結構!お股も見えましたが丸いものは見えませんでした。またまた女の子かな~!?かしましくなるのかな?




2005年5月6日(第17週) GW

 今年のゴールデンウイークは快晴にめぐまれ、八木山動物園・みちのく公園・湯野浜温泉・いこいの村庄内・リナワールド・花夢花夢とあちこち散策しました。ぱぱちんが最近はカメラにこっているので被写体探しに一生懸命です。
 なっちんには積み木も買ってあげました。積み木はいいのですが、困ったことにおままごとセットの野菜を口に入れとれなくなった瞬間もあり、ちょっと緊張しました。口の大きさと一緒の物体は要注意です。




2005年5月9日(第18週) 胎動

 最近はままちんが胎動を感じると言い始めました。第一子の時に比べると非常に早いようです。他にも第一子の時に比べて違うことがいくつかあります。まず、おなかが非常に大きいことです。なっちんのときは、超特急ひかり号という感じで、前に突き出ていましたが、今回は「よ!横綱」ってな感じで横に広がって非常に貫禄があります。体重もかなり思いような気がしますが、本人は否定しています。




2005年5月23日(第20週) 健診

 今日は健診受診日。いのりちゃん(胎児名変更)は成長著しく、エコーのビデオ画面からはみ出すほどでした。体重もなっちんの時よりも2倍近いとのことで、第二子はなにかと成長が早いようです。この分では予定日よりかなり早く出てくるのではないかと思います。
 性別についてはビデオ画像が微妙で何ともいえません。先生はわかるように詳しく股間を撮ろうかといってくれたそうですが、固辞したとのこと。今日、初めておなかを触っていたら胎動を感じることができました。




2005年5月24日(第20週) おなかの張り

 ままちん、おなかの張りを訴える。なっちんはいまだに母乳で、これも影響しているのかなと心配になってきます。
 なっちんは風邪で熱とせきが出ています。朝、パイパイとねだっていましたが、なんとかごまかすことができました。断乳の時が近づいてきたのかな。(後日談:おっぱいをいつやめるかは、自然に任せておいていいと思います。なっちゃんも自由にさせていたのですが、いつのまにかやめてしまいました。)




2005年6月20日(第24週) 健診

 今日は健診日。お医者さんが寝坊したのか遅れてきて、エコーもわずか1分程度しか映っていませんでした。今日こそ性別の判定ができると意気込んでいたのですが、次回にお預けです。
 800グラムほどあるということで、やはり大きめです。
 なっちんはよく携帯電話をいじっているのですが、偶然パパにかかることもあり、要注意です。普通の電話だったらいくらでも話してあげるのですが、携帯は電磁波が強いのですぐ切るようにしています。




2005年7月11日(第27週)緊急入院

 健診日だったのですが、膜がかなり下まで降りてきているため、緊急入院になりました。なっちんの時もそうでしたが、細菌に汚染されたりすると膜がやぶれてしまうので、そうならないように入院してしばらくは安静にする必要があるとのこと。
 万が一破水してしまった場合は、この病院では対応できないので、県立病院に搬送するとのこと。祈るだけです。




2005年7月18日(第28週)

 1週間が経過しました。2千グラムになるまではひたすら辛抱です。なっちんもがんばっています。起きるときには相変わらず寝ぼけて「ママ、ママ」といっています。
 なっちんの時以上に入院が長引くかもしれませんが、こういう産みの苦しみもあるのですね。




2005年7月21日(第28週)健診

 エコー検査をしました。体重は約1500グラムとのこと。早く2千を超えたいですね。一時帰宅していた人が救急車で搬入され、結局NICUに入れるため他の病院に送り出されました。出血していたとのことで、やはりゆっくり入院していた方が良さそうです。無事生まれるよう祈りました。




2005年7月28日(第29週)健診

 エコー検査の写真をみると、またしてもパパ似の丸顔!ママはきっとまた女の子よと言っています。むむむという感じでありやす。体重は1600グラム。1週間で100グラム増えました。




2005年8月8日(第31週)

 35週まではとにかくじっとがまんの日々です。同じ病室の人がめでたく退院の運びとなったと思ったら、いきなり破水し、緊急出産。いやはやなんとも評価しがたいですが、とにかくおめでとうです。
 健診では1700グラムとのこと。1週間100グラムずつ増えている計算です。




2005年8月19日(第32週)

 ようやく2千グラムを超えました。まずはめでたしめでたしです。次の目標は2400グラムです。8月いっぱいで退院も決まりました。




2005年8月31日(第34週)

 本日無事退院。体重も2400グラムを突破。よって未熟児は克服。次の目標は3千グラムかな。
 ひさしぶりに外食、といってもスーパーの食堂でラーメンを食べただけですが。同室の方の「寝っ屁」で爆笑。いやはや、どこも一緒やなぁという感じです。




2005年9月4日(第34週)

 なずなおねぇちゃん、一人でうんちしようとしたはいいけど、シャワートイレのスイッチを押してしまい、大パニックに!びっくりしたよね・・・大泣きしました。




2005年9月5日(第35週) 健診

 今日は健診受診日。いのりちゃんは2600グラムまで成長しました。エコーのビデオを観ましたが、なかなか性別はわかりません。やきもきしています。男の子だったらどういう名前にしようかな。慎之助、幸乃丞、牛若丸…うーん、どうしても武士の名前になってしまう。




2005年9月22日(第38週)フィナーレ

 朝6時頃、「ちょろーって出たみたい」と破水しました。まずは食事でもと、今回はかなり余裕が感じられました。むしろ、パパの方がうろたえ気味で、必需品のカメラバッグなど忘れたことを途中の車の中で気づきました。
 7時15分病院着。途中、知り合いの入院患者と世間話するままちん。「おいおい」という感じでありましたが、相手もかなり話し好きな感じの奥様。すぐに診察した結果、子宮口がかなり開いているとのこと。たまごルームで待機になりました。
 11時子宮口全開で分娩室に入りました。夜中に来た人が隣にいたのですが、かなりすごい雄叫びをあげていました。それでも、やはり子宮口の開き具合で判断するのでしょうか、あまり悲鳴をあげないうちの方が早く分娩室に入ることになりました。
 最初の頃は順調に陣痛がきて、12時くらいにはうまれるかなといっていましたが、だんだん陣痛が弱くなり、長期戦の様相を呈してきました。今回はフリースタイルだったので、やはりつかむものがあった方が良かったかなとぱぱの勝手な思い。
 最初の頃は「うんち出る出る」というままちんの悲鳴に、うんちだけは出してくれるなと軽く応答していたパパですが、微弱とはいえ、やはり陣痛は痛いようで、長時間苦しむ姿にパパとしては「早く楽にしてあげたい、促進剤か帝王切開をを早く」と心の中で叫ぶも、それを口にする余裕もなくなりました。
 2時くらいに先生が来て、赤ちゃんはかなり降りてきており、陣痛が弱いのであれば促進剤を投入しては、と提案。たまたまそのときパパちんはトイレに行っていたので即答できず。これが幸いしたのか、次第に陣痛が復活してきて2時31分無事女児出産。身長48センチ、体重2886グラムのちょっとスリムなベイビーちゃん。

 分娩室に入っていよいよというときに、担当の看護師さんがしみじみと「よくここまで来ましたね。切迫早産で入院したときにはどうなることかと心配でした」と言ってくれ目頭が熱くなりました。
 たくさんの方々の援助と祈りに支えられてこの世に生を受けた君に、祈ちゃんと名付けます。
 神様のすばらしい贈り物。大事な大事なもう一つの宝物。

「祈れば、心が澄み、心が澄めば、神が見えてきます。
 神が見えれば神の愛が働いて、ことばでなく行動で愛をあらわしたくなります。
 祈りは、愛を深くし、愛が奉仕を生みます」(マザーテレサの言葉)

 めだたなくてもいい、顕彰されなくてもいい。ただ、困っている人や悲しんでいる人がいたら、黙っててはいけない。たとえ無力であっても、そばで共感する感性を持ち続けてください。そういう人になったらパパはすごくうれしいな。


<追記>
 カンガルーケアはすばらしいと思います。生まれてからの赤ちゃんはオギャーオギャーと泣き続けるものだと思っていましたが、生まれてすぐママの胸にだっこされた赤ちゃんは安心して顔をうずめていました。おっぱいも早速吸っていました。
 顔には脂肪がついていますが、これも赤ちゃんの体温保護に役立っているそうです。
 パパちんもカンガルーケアをしてみました。もう愛おしくてたまらないですね。ぜひおすすめです。
 へその緒を切らせていただきましたが、異常に興奮しました。予想以上に堅く、こりこりしていました。それと、胎盤も見せていただきました。感無量という感じで、「アポロ13」で最後に母船を切り離して、遠ざかっていくシーンがありましたが、このときの気持ちだったのではないかと思っております。10カ月間、ご苦労様、どうもありがとう。